「公式化」を待つ声多数?Comicoのチャレンジ作品「つんつんでれつん!」

「ツンデレ」という言葉は、今やオタク界隈のみならず若者向け雑誌などでも取り上げられる一般用語となりました。
しかし一般のファッション誌などで取り上げられるこの言葉は「ツンデレ風ファッション」といった、元の成り立ちを知っている層から見るとかなり不思議な使用法をされていることも珍しくありません。
そんな「ツンデレ」をこの上なく魅力的に描き、現在注目されている作品があります。それが縦スクロールコミックサイト「Comico」でチャレンジ作品として投稿されている「つんつんでれつん!」です。

ツンデレキャラ、嫌いな人もいるでしょう

最近は深夜アニメでも「ツンデレキャラ」というと「基本的にツンツンしている自分を棚に上げて意中の相手にすべて察してもらうことを前提としているキャラクター」が多く存在しています。
そのため熱狂的な支持層も多い反面、「ツンデレキャラ? あぁあの自己中なキャラ付けされてるやつね」という反発層も多く存在しているようです。
しかしそんな「ツンデレキャラ」を、女の子として非常に魅力的に描いているのがこの作品。
「Comico」で公開されている作品には二種類あります。
ひとつは毎週更新が約束され、きちんと漫画家の作品として連載されている「公式作品」
そしてもうひとつはその「公式作品」となるべく、一般から広く投稿されている「チャレンジ作品」です。
今回ご紹介する「つんつんでれつん!」はそのチャレンジ作品の一つ。
ですがその絵柄の可愛らしさやキャラクターの愛らしさ、共感性の高さから、投稿のたびにランキング上位に浮上し「公式化」を求める声が多数寄せられています。

キャラクターがとにかく可愛い!

この作品の魅力はとにかく「問答無用で可愛い!」と思える青山六郎さんの絵柄にあります。
タッチもかなり独特で、立体感はむしろ薄いイラストです。しかし目線や口元の描き方など、女性読者なら一目見て「あ、この絵可愛い」と思ってしまう雰囲気を持っています。
そして「いかに女の子を可愛く描くか」に焦点を合わせたように、キャラメイクもかなり絶妙。
主人公である葵は、いわゆる「ツンデレ」な女の子。
ですが想い人の千晴がド天然なためか、自分の性格ではいつまで経っても想いは伝わらないと思い悩んでいます。
そこでアドバイスに白羽の矢を立てたのが同じクラスに在籍し、「人たらし」とも言える「デレスキル」を持つ火野さん。
この葵と火野さんの会話が、とにかく可愛くて仕方ない!
どうにかして素直になりたい葵の悩みや愚痴を笑顔で聞きながら、「そろそろめんどい☆」「黙れ☆」などイイ笑顔で言ってのける火野さん。
むしろ火野さんがいるからこそこの作品が輝きを増していると言っても過言ではありません。
ド天然設定のはずの千晴もなにか思うところがあるような描写がありますが、今のところ明かされておらず続きがますます気になってしまう伏線が見え隠れします。
ツンデレが苦手な人でも、この作品のように「ツンデレである自分に悩む子」の物語なら意外と素直に読めてしまうと思います。

しかし残念なのはこの作品、非常に更新速度がゆっくりだということ。
チャレンジ作品なので更新の期限などはありませんが、できればもう少し早めの更新を願いたいところです。
現在はバレンタイン特別編を含めて四作が公開中ですが、4話の更新は「第三回Comicoデビューカップ」の少年漫画を完成させてからとのことなのでまた少し遅くなるとのこと。
更新は待ち遠しいですが、可愛らしい絵柄でいかに少年漫画を描くのか、青山さんの力量が図られると言ってもいいかもしれません。
第三回デビューカップへの投稿作品も含め、この作品一度ご覧になってはいかがでしょうか。

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