いろんな国の神様が一堂に会する漫画「かみあり」

日本には八百万の神様がいらっしゃるという話を聞いたことはありませんか?
そうです、日本は世界的にも珍しいほど、本当にたくさんの神様が祀られています。特に信仰として意識していなくても近所にお地蔵様が祀られていたり、氏神様に新年の挨拶に行ったりと、切って切れる間柄ではありません。
そんな神々が、10月には一旦留守になさいます。それが「神無月」の由来です。
しかしただ一つ、島根県だけはこの月、「神在月」になります。その期間を舞台にしたのがこのコミック、「かみあり」です!

メジャーな日本の神様から、え、こんな神様も?

10月の島根県を舞台としたこの漫画。街中にはそこかしこで、「目に見える形」でいろいろな神様がうろうろしていらっしゃいます。
まさに町全体がちょっとした繁華画でもあるかのような賑わいです。しかし日本の神様が一所にお揃いになっていらっしゃるのですから、そうなってしまうのは無理からぬところかもしれません。
しかしこの作品に出ておいでの神様、日本古来の神様ばかりとは限りません。
「流行り神」といって、世間でよく名前を知られたり、その存在を認識されている神様もおいでになっているという設定です。
つまり「ゲーム」や「アニメ」、「コミック」などで人気が出たりファンのついた他国の神様までもが島根にいらっしゃるのが少し違って面白いところです。
娯楽作品でよく取り上げられる題材というと、天使や悪魔なんかも多いですよね。
でも神様じゃないから……と考えてしまいますが、そこはなんと言っても、「他国では精霊とされている方すらも神様として祀ってしまう国、日本」。
天使「ガブリエル」や悪魔「アガレス」などもサラッと登場し、深みのある面白さを魅せてくれます。
神仏習合や合祀なんかにも見られる日本のおおらかさを基盤に、優しくも楽しい世界が広がっています。

神様、どれくらいご存知ですか?

神様というと、なにかと助けてくれたり、困ったときに縋りたくなる存在という認識をお持ちの方が多いのではないでしょうか?
しかし神様はそれだけではありません。この「かみあり」作中で悪魔や精霊も神として顕現されていることを除いても、特に日本の神様は「祟る」と聞いたことはありませんか?
不当な扱いを受けた神様はお怒りになって人に危害を与えたり、もしくは、平常時であってもいたずら心を出したりもなさるもの。
作中ではこういった神様の動向を抑制すべく、「臨時神対策課」という特別な機関が設けられています。
そしてそれに所属し、神々に説教したり罰を課したりするのもやはり「神様」。
陰陽師「安倍晴明」と「賀茂光栄」です。人間ではありますが、のちに祀られた「人物神」ですね。
過去に功績を挙げた方、能力に秀でていた方は、それにあやかろうとする人々によって後々神として祀られることがままあります。
そう考えると、日本に八百万の神様がおわすというのもそうそう疑わしい話ではなくなりそうですね。作中に出てくる日本の神様だけでも、「え、こんな神様までも!」と思うほど細かなところに神様がいらっしゃるものです。

馴染みのある神様から聞いたことはないけれど偉い神様まで、さまざまな神様が登場する「かみあり」。
ギャグメインなのでテンポ良く、且つ興味深く読むことができます。是非ご一読を!

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