ようやく動き始めた「クロスアンジュ 天使と竜の輪舞」

秋スタートのアニメでありながらなかなか話題に上らず、なんとなく見続けてはしまうものの友人と話し合う部分もなく……という、「ガンダム」や「勇者シリーズ」などで有名なサンライズが製作しているロボアニメであるにも拘らずパッとした印象のなかった「クロスアンジュ 天使と竜の輪舞」。
しかし1クール終了間際、ようやくストーリーが動き出しました!

動きはあったにはあったのですが

もちろんここまでにもストーリーの山場や上下はあったのですが、どうにも「身内争い」の色が強く出て楽しみきれなかったこの作品。
2クール目に来るであろう展開を考えれば、足場固めとして人間同士(厳密には人間とノーマ間)のごたごたは先に済ませて万全な状態にしておきたかった気持ちも分かるのですあ、いかんせん長すぎた感も否めません。
まず1話からして主人公のアンジュリーゼを嫌いになる人が続出。その後も問題が起こると、主な解決方法が金銭を用いたものだっただけに好感度が回復する速度も鈍く、そういう意味でも感情移入がしにくかった前半。
それが8話の脱走を機に人間サイドの下衆さと相まってじわじわと好感度を回復し、11話に至ってようやく大幅なストーリーの動きで一気に面白味を増してきました!
元来キャラクター達は個性と魅力に溢れ、戦闘シーン、サウンドトラック、挿入歌に至るまで魅力的な構成がされていた作品です。一気に引き込んでくれました。

目と耳で楽しむ戦闘シーン

音楽を担当しているのは「うみねこのなく頃に」や「アルトネリコ」で幻想的な歌声を披露しその名を知らしめた志方あきこさん。
これまでメインであるヴィルキスのテーマが流れ始めてもどこか盛り上がりに欠けた展開だったのですが、11話では視聴者の心をガッと持って行ってくれました。
やはり敵機と対峙するというシチュエーションがいいのか、アンジュ搭乗のヴィルキスとサラ搭乗の焔龍號がライフルの打ち合いから刃を交えるシーンはBGMも違和感なく耳に響き、否応なく気分を高揚させてくれます。
二体が回転しながら魅せる演出方法は、福田プロデューサーの十八番とも言えます。「ガンダムSEED」を見ていた人にはなおさら興奮できる演出かもしれません。
そして小休止と共に奏でられるサラの「永遠語り~風ノ歌~」と、アンジュの「永遠語り~光ノ歌~」、さらに二人による「永遠語り~El Ragna~」が世界観を一気に、ただのロボットアニメではなく神話性を持ち得るものとして認識させてくれます。
これまで1話冒頭から歌われていたにもかかわらず説明も伏線回収の気配すらろくになかった歌がようやくその威力を発揮してきました!
サラが竜の一族とそこに伝わっていた歌だとすれば、ミスルギ皇国の王女であるアンジュと、母親が歌っていた歌はなんなんでしょうか。タイトルに倣うとすれば天使という線も外せませんが今のところその気配はなく、頭を捻るばかりです。
未だすべての謎が明らかになる様子は見えませんが、確実にここから面白くなる気配がしてきますね!

新年から新展開を迎える「クロスアンジュ 天使と竜の輪舞」。サンライズの本領が発揮されそうな2クール目、是非期待したいところです!

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