心が震える。話題作『聲の形』の感想!アニメ化も!?

今回紹介する作品は、2014年11月に週刊少年マガジン本誌にて完結した『聲の形』です。
最終話掲載号で“アニメ化企画進行中!”と、アニメ化に期待が膨らむ本作ですが、漫画の方も傑作です。

耳が聞こえない少女

本作のヒロイン、西宮硝子は“聾”(ろう)と呼ばれるいわゆる耳が聞こえない病気を患った少女。物語は彼女と、本作の主人公である石田将也を中心に描かれます。

物語序盤ではふたりは小学六年生。
将也は退屈が大嫌いで、いつも刺激的な生活を求めて友人たちと連日”度胸試し”ばかりして遊んでいましたが、そのあまりにも破天荒な性格についていけなくなった友人たちがある日を境に将也の”度胸試し”に付き合うのをやめてしまいます。

将也が退屈に負けてしまうと落ち込んでいる最中、クラスにひとりの転校生がやってきます。その転校生が硝子でした。教室に入って教師に挨拶を促されると、彼女はランドセルからおもむろにノートを取り出して”はじめまして。西宮硝子といいます。”と書かれたページを広げ、自己紹介をはじめます。

そこでクラスメイトたちは硝子の耳が聞こえないと言うことを知ります。

将也は、硝子に興味を抱きます。もちろん、恋愛感情とかそういうものではなく、退屈しのぎのオモチャとして。

障害を扱うことの難しさ

この作品では、聾という障害を扱っていますが、今は表現規制が厳しい時代。連載にこぎつけるまで長い時間がかかったようです。

この作品のオリジナル版が新人漫画賞で入選したのは2008年。ですがいじめの描写、表現に障害者を使うという内容から本誌に掲載されることはありませんでした。

掲載こそされませんでしたが、作者の大今良時氏は2010年に別冊少年マガジンで『マルドゥック・スクランブル』を連載。そのヒットによってマガジン編集部が本格的に『聲の形』を本誌に掲載するべく動きはじめます。

作者・編集部スタッフの努力の甲斐あって、2011年に別冊少年マガジンでオリジナル版(2008年の漫画賞を受賞した作品)が掲載されます。
これがとんでもない評価を呼び、さらに同作者によるセルフリメイク版の読み切りが2013年に掲載。
こちらも超高評価され、同年、ついに週刊少年マガジンにて同タイトルで連載が開始されます。

このように、素晴らしい作品だと言う評価を受けながらにして連載までこぎ着けるのに約5年の年月を必要とした、かなりデリケートな、表現規制ギリギリの作品です。

連載は既に終了しており、単行本最終巻である7巻は12月17日発売の予定。

とんでもないモンスタータイトルです。絶対に読んで損をしないと言ってもいいぐらいの作品です(面白いと思うかそうでないかは置いておいて)。

是非、単行本最終巻が書店に並ぶタイミングで全巻読んでしまいましょう!

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