怖くてちょっと切ないヴァンパイアものゲームはいかが?「7thBloodVampire」

ホラーものといえば幽霊ものやゾンビものが近頃目立っているので忘れがちになってしまっていますが、ホラージャンルの中でも吸血鬼ものというのは古くから親しまれている題材です。
しかも鋭い牙で食らいつく様式美的な吸血鬼ではなく、このゲーム内では蠢く異常に長い舌を持つ得体の知れないモノという表現で恐怖を演出してくれます。
けれど決して怖いだけではないアドベンチャーホラーゲーム、「7thBloodVampire」のご紹介です。

自由に探検ができる!

こちらもやはり、ホラーゲームを中心にリリースしている「ナイトメアプロジェクト」の作品。
しかし以前にご紹介した二作と違い、こちらは基本的に自由にフィールド内を移動することができるのが特徴です。
「歪みの国のアリス」のように急かされるようにストーリーを進めていくわけではなく、そして「一夜怪談」のようにフィールドが狭いわけでもありません。
舞台となるのは池の中央にぽっかりと浮かんだ小島。そしてそこに建つ、大きな城となっています。
ストーリーの始まりこそかなり強引な手段で放り込まれる仕様となっており、どんなに気味が悪かろうがとにかく探索しなければいけないという強迫観念に駆られます。
ですが主人公同様、城の雰囲気に慣れてくればかなり楽しく探索を進めることができます。
もちろん途中途中でかなり不気味な場所、そして吸血鬼に遭遇して総毛立つようなシーンも迎えますが、それさえ乗り切ることができればアドベンチャー要素のほうが強い部分さえあります。
前編、後編に分かれているかなりの長編となっていますので、ストーリーの根幹に繋がる分岐点は前編になく、そのぶん物語の序盤は本当にただただ楽しく探検できるのが特徴です。

やはり魅力的な登場人物たち

今回の作品も、ナイトメアプロジェクトらしく登場人物たちの個性がとても光っています。
病気がちだけれど前向きで、大人しいながらもはっきりとした意志を持っている主人公、レナ。
不在がちな母親に代わってレナの面倒を見る住込みの使用人で、酷く冷たい一面を持つ美形キャラ、アーウィン。
そして物語中盤から登場し、なにかとレナを助けてくれる大人びた謎の少年、フレディ。
ギャグ要素はほぼ存在しませんが、その代わりちょっとしたことで物凄くホッとできたりもします。
随所に散りばめられた休憩ゾーンがない分、「一夜怪談」のような激しい恐怖は少なくてもずっと緊張し通しな怖さは追体験できるはずです。
さらにナイトメアプロジェクト作品らしく、怖いだけで終わらないストーリーはやはり必見。
ラストに向かって明かされていくそれぞれの過去や互いに抱いている複雑な感情と人間関係、そして主人公、レナの決断がとてもとても胸にきます!
ヴァンパイアものでありながら悲しみ、そして愛しさすら感じられる展開はさすがの一言です。

前編、後編に分かれてのリリースとなっているため他の同社アプリに比べるとお値段が張る印象ですが、そのストーリーボリューム、そして他社アプリの価格を比較対象にした場合決して高くは思えないはずです。
美形の吸血鬼との恋愛や、もはやゾンビものと同一扱いされる増殖ホラーに飽きてきたら、是非一度プレイしてみてください。

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