新たな歴女を育てる素!?『ドリフターズ』

ご紹介したいのは少年画報社から発行されている月刊誌「ヤングキングアワーズ」で好評連載中のコミック「ドリフターズ」。
つい先日4巻が発行されたばかりなので、本屋さんの店頭で見かけた方も多いかもしれませんね!
ドリフターズと言っても、有名なお笑いのアレではありません。発行ペースが非常にゆっくりな作品ですが、着実にファンを増やしている作品です。
表紙を見るからになにやら血湧き肉滾る系の作風を感じさせますが、その魅力は果たして熱さだけでしょうか?

登場するのは様々な歴史上の人物や偉人達

まずは軽く、ネタバレなしにメインの登場人物を列挙させて頂きましょう。
主人公を島津豊久を中心に織田信長、そして那須与一が脇を固めます。また、合流を果たしていないキャラクターとしてはハンニバル・バルカ、スキピオ・アフリカヌス、ワイルドバンチ強盗団のキッドとブッチに加え、太平洋戦争の撃墜王である菅野直。
さらに敵側には新撰組副長の土方歳三、オルレアンの乙女ジャンヌ・ダルク、ロシア大公女アナスタシア。
そして動向の掴めないキャラクターとしては源義経が名を連ねる。
時代はバラバラですが、そうです。全員が老衰ではなく、何らかの原因で命を散らせた人達ばかりです。
そして物語は、島津豊久を中心とした「漂流者(ドリフターズ)」と、今は名前が伏せられている謎のキャラクター・黒王を中心とした「廃棄物(エンズ)」との争い主軸に、ヒトの種族とそれ以外の種族の闘争をも描いていきます。

時代を超えて出会わせることで生じる化学変化

この物語で面白いのは、異なった時代、異なった文化を身に着けた人物が出会うことで生じる新たな側面です。
例えばハンニバル、スキピオの世代は武器に頼らない戦術がモノをいう時代でした。
しかし織田信長の時代になると火縄銃が活躍します。そしてワイルドバンチ強盗団の時代には拳銃やマシンガン、さらに菅野直の時代には当然、飛行機がかなり普及しています。
この差異をどう感じ、どう受け止め、どうアレンジを加えるか。
戦術家として名高いハンニバルは、武器が未発達な紀元前ですらあれ程までの偉業を成し遂げました。
それが火縄銃や、那須与一のような優秀な弓主を得た場合いったいどのような戦術を立て、敵の思惑を挫くのか。
さらに漂流者として流れ着いた世界はエルフやドワーフの存在する異世界。符術などの魔法のような技術も発達しています。
その全てが混在し、物語はどう流転していくのか。未知の存在と出会うことで思いもつかない化学反応が起きるのです。
漂流者たちを呼び込んだ「紫」と呼ばれる男と、廃棄物たちを導いた「EASY(イージー)」と呼ばれる少女の思惑も非常に気になるところ。
ページをめくるごとになにが起きるのか期待せずにはいられない、そんなコミック。
だからこそ発行ペースがどんなに遅くても、やきもきしたまま1年以上待たされてもファンは続きを待ち続けるのです。
未だ4巻、まだまだこれから物語が始まる巻数です。
歴史を勉強するきっかけにもなりそうなほど魅力的なキャラクター達、一度あなたも読んでみてはいかがですか?

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