最新単行本14巻発売!『リアル』のネタバレ

今回紹介する作品は『リアル』。
井上雄彦氏による漫画作品です。

『スラムダンク』や『バガボンド』などで知られる日本を代表する漫画を生み出す作者による”車椅子バスケ”を題材にした異色の作品、この作品の魅力を紹介していきたいと思います。

登場人物それぞれのリアル

主人公は三人。
それぞれが個性的で読んでいるうちに皆好きになると思います。

一人目の主人公は戸川清春・19歳。
中学時代陸上選手として将来を期待されていたのですが、骨肉腫を煩い手術で片足を失います。
足を失ってから生きる希望を失ってしまった戸川ですが、車椅子バスケとの出会いが彼を絶望から引っ張り上げてくれます。

戸川はみるみる上達し、自身の所属するチームを引っ張る存在になりますが、我が強い性格のせいでチームメイトとはあまり上手くいっていませんでした。

二人目の主人公は野宮朋美・18歳。こんな名前ですがコワモテの男。
高校の部活動でバスケに打ち込んでいましたが、在学中にナンパした女性を後ろに乗せたバイクで事故を起こし、その女性に下半身不随という重い障害を残してしまいます。

それだけが原因ではありませんが、野宮は高校を中退。
いろんな葛藤といろんな人との出会い、いろんな試練を乗り越えた末に、プロのバスケプレーヤーを目指しはじめます。

三人目の主人公は高橋久信・18歳。野宮と同じ高校のバスケ部のキャプテンですが、野宮と違い努力をせず、練習はサボりがち。
そのため野宮との仲は良くありません。

いわゆる天才型の人間で、きつい練習をせずとも人よりもバスケが上手く、勉強をせずとも頭が良い。そんな自分の才能を自分が一番わかっているので他人を見下しがち。
しかしある日の学校からの帰り道で、盗んだ自転車で二人乗りをしてトラックとの接触事故を起こし、高橋は下半身不随になってしまいます…。

そんな彼らを中心として描かれる本作。重い障害を扱う作品なので、かなりきつい描写もありますが、それ以上に、単純に漫画として面白いし、今まで知ろうともしなかった車椅子や義足で生活する人のことがよくわかります。

単行本14巻がついに発売

作者である井上武彦氏はいまや漫画だけでなく絵画、水墨画などの美術家としても知られています。
そのため、漫画の連載ペースはとても遅く単行本は一年に一冊出るか、出ないかという焦らしっぷり。

今年はガウディ×井上雄彦展等の大きなイベントがあり、2014年中に新刊が出ることはないだろうと囁かれていましたが2014年12月19日に最新14巻が発売します!

この機会に、全巻一気読みもいいですね。

上にも描きましたが、車椅子、義足で生活する人の大変さ、苦労が伝わってくる作品になっている上に漫画としても面白い、希有な作品となっています。

『スラムダンク』は読んだけど、車椅子バスケなんて興味ないしなー。
と思っている人はもったいないですよ!是非、一度読んでみてください。

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