脱出ホラーゲームに挑戦したくなったら「迷ヒ家ノ鬼」

今回のご紹介は、脱出ゲームにホラー要素を色濃く付加した作品。やはりナイトメアプロジェクトがリリースしているゲーム「迷ヒ家ノ鬼」です。
以前ご紹介した「一夜怪談」と同じく登場人物の少ない短編作品ですが、この作品も和み要素がふんだんに盛り込まれています。

ホラーというより、ドタバタ劇?

この作品は前述のとおり、「一夜怪談」と同じく登場人物の少ない短編作品です。
今回は強気で食欲に忠実な女子高生「遠島マリカ」と、常識人で面倒見はいいけれど血が苦手な男子高生「香住ヨウスケ」が物語の中心です。
脱出すべき舞台も巨大な洋館ではなく日本家屋の廃屋で、さまざまな部屋が用意されているわけではありません。
しかし一夜怪談と確実に違うのは、「ドタバタ青春ホラーアドベンチャー」と銘打たれているところです。
およそホラー作品とは思えないコピーライトですが、作品説明としてこれ以上なくピッタリくるものがないだろうというほど当てはまっているのが素晴らしいところ!
事実、この作品の大半はかなり賑やかに進行していきます。
どんなに凄惨なシーンに直面しようとも、食欲を刺激するものさえあればサラッと恐怖を凌駕してしまうほどのドタバタ劇に一転するのはホラーが苦手な人間にとっては嬉しいところです。
しかしホラー好きな人にとっては、「この程度でホラーを謳うとは笑止!」と言われてしまいそうですが、それもこのナイトメアプロジェクトの味とご了解いただければ幸いです。

初の2Dキャラクターと美しい3D背景

この作品では、ナイトメアプロジェクト初の試みが使用されています。それはキャラクターが2D、つまりイラストであること!
これまでナイトメアプロジェクトでは、ギャグ要素のある作品であってもキャラクター、背景ともにリアルな3Dで描かれていました。
しかしこの「迷ヒ家ノ鬼」ではキャラクターはすっきりとしたアニメ調のイラストが使用され、これまでの主人公たちのように表情が隠されているようなこともありません。
むしろセリフに合わせて表情が変化するなど、前作までにおける「主人公に感情移入しやすいようにメインキャラの顔は出さない」という主旨を外してきました。
これに賛否両論あったようですが、ホラー要素がさらに薄まり、サクサクと進めることができる一因ともなっています。
さらにキャラクターがイラストになったことによって、背景の画像がより鮮明に、そして美しく感じられるようにもなりました。
そしてホラー要素である霊は3Dのままなので、こちらのおどろおどろしさはなお強調されるというわけです。
「7thBloodVampire」で用いられた時間制限モードも登用され、必死に逃げなければいけないという心臓に悪い展開も複数回用意されていますし、ナイトメアプロジェクトらしく、決して一筋縄ではいかないのもいいところ。
その際も、3Dの背景や敵キャラクター達がかなり恐怖心を刺激してくれるので物語にメリハリが利いています。

「一夜怪談」がお好みだった人はこちらに挑戦してみるのをオススメします。あちらの主人公だった萩間くん同様、ドタバタとしたボケやツッコミで恐怖を薄れさせてくれながらも、しっかり押さえるべきところは押さえてくれる素敵なホラー作品です。

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