舞台は2015年、東京。『ルサンチマン』漫画

今回紹介する作品は『ルサンチマン』。
2004年から2005年までビッグコミックスピリッツで連載されていた花沢健吾による漫画作品です。

来る2015年を舞台に描かれたこの隠れた名作を紹介していこうと思います。

主人公はハゲ・デブの30歳

『アイアムアヒーロー』や『ボーイズオンザラン』で非モテの主人公を描く上手さに定評のある作者として知られる花沢健吾氏ですが、この『ルサンチマン』も例外ではありません。
主人公のたくろーはハゲ・デブの実家暮らし30歳童貞。

これからもなんの楽しみもない人生が続くことを考えてため息を漏らしていると、友人である越後(30歳、同じく童貞、不細工、無職)から“アンリアル”と呼ばれるオンラインゲームへの誘いを受けます。

はじめは越後がいい歳してゲームにハマっていることに呆れるたくろーでしたが、実際にアンリアルをプレイさせてもらってそのあまりのリアリティに衝撃を受け、すぐにPC及びプレイに必要な周辺機器を買いに走るのでした。

”アンリアル”

この作品に登場するオンラインゲーム”アンリアル”は、プレイヤー自身が専用のスーツやゴーグルのようなデバイスを実際に装着して仮想空間に飛び込むという近未来を感じさせるゲームなのですが、たくろーはこのゲームにAIソフトの女の子を登場させ、仮想空間でただ女の子と仲良くしたいという欲望のままアンリアルをプレイしはじめます。

しかしたくろーが性的欲求を満たすためだけに購入したAIキャラクター・月子は普通のAIキャラクターとはすこし違って…?

仮想世界へ飛び込むためのガジェット

連載当時は遥か未来のガジェットのように感じた仮想空間をまるでそこにあるかのように感じさせるゴーグルや、仮想空間で感じる気温、触感を現実に反映させるスーツなどもいまや現実のものとなりはじめています。

PS4用のヘッドマウントディスプレイ「Project Morpheus」なんて、この漫画に登場するガジェットそのままです。
いつかそう遠くない未来、この『ルサンチマン』作中で描かれているようにバーチャルリアリティの世界で現実と相違ない生活を送れる日が来るのでしょうか。

非モテだってやるときゃやる

花沢健吾氏の描く漫画の主人公全員に言えることだと思いますが、普段無気力でなんにもしない、できないうだつの上がらない主人公がなにか大きな目的を成すために本気で行動する姿がヤケにかっこよく映ります。
ギャップ萌えというやつでしょうか…。

男性が読めば勇気をもらえる、女性が読めば「こういう男も悪くないかも」と思える花沢健吾が描くSF『ルサンチマン』は新装版全2巻と非常に集めやすい巻数なので、是非読んでみてください!

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