黒子のバスケに登場する3組の名コンビ

バスケットをモチーフにしたアニメ「黒子のバスケ」には、主人公の黒子と火神を始めとして様々なコンビが登場しますが、今回はその中から3組のコンビをご紹介したいと思います。
誠凛バスケ部の光と影
まずは、主人公の黒子テツヤと火神大我。
アニメの第1話で自らを「影」と称した黒子は、火神という「光」の影として誠凛バスケ部を日本一に導くと宣言し、第1話にして“光と影コンビ”が誕生します。
視線誘導のテクニックを使いながら黒子がパスを回して火神がシュートを決めるというのが、このコンビの必勝パターン。コンビネーション技を得意とするため普段から息ピッタリかと思いきや、実際はケンカすることも少なくない凸凹コンビ。
常に淡々としている黒子と沸点の低い火神は意見が合わないことも多いようで、些細な言い争いはしょうちゅうです。
そんな2人ですが、アニメ第20話では「お互い相手に頼ることをやめ、まずはそれぞれが強くなろう」と約束する場面もあり、改めて「この2人は良いコンビだ」と感じることができます。
誠凛バスケ部を導いた2本柱
続いてのコンビは、黒子と火神の先輩にあたる誠凛バスケ部2年の日向順平と木吉鉄平。
キャプテンの日向と、バスケ部の創設者である木吉は、物語の中でもかなりの重要人物。
天然な木吉に日向が振り回され、噛み合わないことも多い2人ですが、実は2人の間にはとても深い絆が。
膝の故障により、2年生の間しかバスケができないと告白する木吉に対し、「じゃあその時に日本一になろう」と日向が決意を固めるアニメ第33話は、ハンカチなしでは見られないほど感動的な回となっています。
秀徳バスケ部の光と影
最後にご紹介するのは、秀徳高校の緑間真太郎と高尾和成のコンビ。
キセキの世代のナンバーワンシューターだった緑間と、緑間の奇行に文句を言いながらも放っておけない相棒的立ち位置の高尾。
中学の頃は周りに頼らず1人でバスケをしていた緑間ですが、アニメの第30話では元チームメイトの黒子が驚くほどの華麗なチームプレーを見せます。
プライドの高い緑間が自分のプレースタイルを変えるに至ったのは、「勝ちたい」という執念の他に、側に高尾がいたからこそ起きた気持ちの変化だったのかもしれませんね。